海遊館の見どころといえば大人気のジンベエザメ。
ですが、2024年11月に海に放流したジンベエザメの死亡のニュースがあったこともあり、「今行ってもジンベエザメが見られないのでは?」と気になる方も多いかもしれません。
現在、海遊館ではジンベエザメが元気に泳いでいますが、残念ながらジンベエザメがいない時期もありました。
本記事では、ジンベエザメの死亡事例、現在見られるジンベエザメ、いない時期はどれくらいだったかについて詳しく紹介します。
海遊館で長年愛されてきたジンベエザメの歴代受け継がれる名前や、現在いるジンベエザメの大きさや成長過程についてもお話ししていきますね。
これらのジンベエザメの情報を知ることで、海遊館に行く際の体験がより充実するでしょう。
この「海遊館」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
目玉の「太平洋」水槽では、ジンベエザメがゆったり泳ぐ姿を見ることができ、その大きさと優雅さに感動するでしょう。
他にも、ペンギンやアシカ、クラゲなど、多種多様な海の生き物たちが展示されています。
海遊館の特徴は、自然の環境を再現した展示方法です。
「日本の森」から「南極大陸」まで、異なる地域の生態系を体感しながら巡ることができるので、まるで世界中の海を旅しているような気分を味わえます。
また、餌やりが見られるバックヤードツアーなど、普段は見られない飼育の裏側を楽しめる特別なプランも用意されています。
家族や友達と一緒に訪れて、海の世界を満喫してみませんか?
海遊館を訪れて、その魅力を直接感じてください。
この記事では、ジンベエザメの死亡事例、現在見られるジンベエザメやいない時期、歴代受け継がれる名前や、現在のジンベエザメの大きさについてまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
海遊館のジンベエザメは死亡した?
2024年11月にジンベエザメの海くんが死亡
2024年11月6日、愛媛県宇和島市の川で泳いでいたジンベエザメ「海くん」が死亡しました。
このジンベエザメは、海遊館で長期間飼育されていた個体であり、2024年10月に生態調査の一環として海に放流されたばかりでした。
「海くん」の死亡が判明したのは、身体に取り付けられていた生態調査用の計測機器や、模様の一致からです。
この計測機器は、法隆寺に設置された海遊回路を通じて個体を追跡するためのものでした。
放流後、海くんは元気に海へ戻ったと考えられていましたが、11月5日に宇和島市の川で泳いでいる姿が確認され、その翌日、川で死亡しているのが発見されました。
海くんはもともと2019年、高知県室戸沖で網にかかった個体です。
その後、海遊館に移送され、5年にわたり丁寧に飼育されていました。
2024年10月に行われた放流は、海くんの自然界での行動を追跡し、ジンベエザメの保全や研究を進める重要な取り組みの一環となるものでした。
海遊館のジンベエザメ「海くん」の死亡は、多くの人にとって悲しいニュースでしたが、一方で今後の取り組みにきっと役に立つはずです。
海遊館は引き続き、ジンベエザメや他の海洋生物の保全に向けて努力を続けていくことが期待されています。
2014年にはジンベエザメが水槽にいない時期も…
海遊館では、過去にもジンベエザメが死亡したことがあります。
飼育環境や体調管理の難しさから、飼育中に死亡したケースが報告されています。
海遊館では2014年7月13日に飼育していたジンベエザメの「天ちゃん」が、3日後の7月16日に「遊ちゃん」も死亡してしまいました。
2頭は高知の大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センターで治療していたところでした。
死亡原因は不明確でしたが、体調不良が回復せずそのままだったようです…。
2頭が体調不良だった時期から3ヶ月程度は海遊館ではジンベエザメがいない時期がありましたが、同年8月には海遊館に新たなジンベエザメが仲間に加わりました。
不在の時期に海遊館に行ってジンベエザメが見られなかった方は残念でしたが、いない時期はたった3ヶ月でした
それから新たなジンベエザメが移動してきて、新しい場所で元気に泳いでいるのはすごいことですね。
ジンベエザメの飼育は非常に難しいとされており、広大な海を泳ぎ回る生物であるため、人工的な水槽内での生息には限界があります。
海遊館の歴代のジンベエザメも大きくなってくると海に放流されてきています。
海遊館のジンベエザメは死亡していない時期もありましたが、海遊館はその後も研究や技術の向上に努めています。
今後、飼育環境の改善や技術革新が進むことで、ジンベエザメがより長期間、健康に生きる環境が整うことが期待されています。
海遊館のジンベエザメは現在いない?歴代の名前は?
ジンベエザメは現在いない?
現在、海遊館でジンベエザメがいないということはなく、「海くん」と「遊ちゃん」の2頭を見ることができます。
2頭は大きな太平洋水槽で悠々と泳いでいますよ。
前項でお話した通り、ジンベエザメが死亡してしまい、海遊館の水槽にいない時期もありましたが、基本的には常時展示されています。
海遊館では、開館当初からジンベエザメの展示を続けています。
歴代のジンベエザメは異なる体長や特徴を持ち、海遊館のシンボルともいえる存在で、来館者に大きな印象を残してきました。
歴代のジンベエザメたちは、その巨大な体とゆったりとした動きで、水槽を泳ぐ姿が多くの訪問者を魅了しています。
特に、ジンベエザメは海遊館の目玉展示であり、その存在感は圧倒的です。
ジンベエザメの歴代の名前
海遊館のジンベエザメ歴代の名前は、オスの名前は「海くん」、メスの場名前は「遊ちゃん」が受け継がれています。
それぞれが代を重ね、海遊館で人気の存在となっています。
現在飼育されているジンベエザメは、歴代9代目となる「海くん」と4代目の「遊ちゃん」です。
海くんに関しては、2024年の10月3日から入れ替わりで入ってきた新しい個体となります。
新しく入った歴代9代目の「海くん」と4代目の「遊ちゃん」も、今後も引き続き多くの人々に感動を与え、訪問者に愛されていくでしょう。
海遊館のジンベエザメの大きさや成長過程
海遊館でジンベエザメは最大級の魚類として展示されており、その大きさは一般的に5メートルから12メートル程度です。
成長過程はゆっくりで長い寿命を持つため、飼育中に少しずつ成長していきます。
ジンベエザメの成長過程は、餌や水温、空間の広さといった飼育環境に大きく影響されます。
飼育下でのジンベエザメは、海遊館の大水槽という広い環境で、十分な餌を摂りながら成長を続けます。
海遊館では毎年11月1日の「軽量記念日」に合わせて、ジンベエザメの全長が計測されています。
ジンベエザメの計測は、2人一組で行われ、1人がジンベエザメにご飯を与えている間に、もう一人がメジャーで計測します。
以下は、2020年からの遊ちゃんと海くんの大きさの成長過程になります。
遊ちゃん(4代目)
年 | 全長 | 胴回り | 推定体重 | 推定年齢 |
---|---|---|---|---|
2020年 | 5m70cm | ー | 1,400kg | 13~14歳 |
2021年 | 5m85cm | ー | 1,500kg | 14~15歳 |
2022年 | 6m00cm | 2m35cm | 1,650kg | 15~16歳 |
2023年 | 6m10cm | 2m62cm | 1,700kg | 16~17歳 |
2024年 | 6m20m | 2m60cm | 1,800kg | 17~18歳 |
海くん(8代目)
年 | 全長 | 胴回り | 推定体重 | 推定年齢 |
---|---|---|---|---|
2020年 | 4m50cm | ー | 750kg | 5~6歳 |
2021年 | 4m80cm | ー | 800kg | 6~7歳 |
2022年 | 5m25cm | 2m20cm | 1,050kg | 7~8歳 |
2023年 | 5m40cm | 2m34cm | 1,150kg | 8~9歳 |
海くん(9代目)
年 | 全長 | 胴回り | 推定体重 | 推定年齢 |
---|---|---|---|---|
2024年 | 4m70cm | 2m30cm | 700kg | 7~8歳 |
このように、海遊館の大水槽ではジンベエザメが自然に近い状態で成長する様子を観察できます。
成長過程はゆっくりですが、十分な餌と広い水槽により、少しずつ成長していく様子を楽しむことができます。
訪れるたびに違った姿を観察できるので、来館の楽しみが増えますね。
海遊館のジンベエザメの餌やりが見られるバックヤードプラン
海遊館のバックヤードプランは、ジンベエザメの餌やりを間近で体験できる魅力的なプログラムです。
このプランでは、普段見ることのできない飼育の裏側を知ることができ、ジンベエザメの生態を学ぶことができます。
バックヤードプランは3種類あります。
ジンベエバックヤード(お食事タイム)チケット
海遊館のバックヤードプランでは、ジンベエザメの餌やりの様子を近くで観察できます。
ジンベエザメは、プランクトンや小魚を主な餌とし、大きな口を開けて水ごと吸い込んだ後、エラの内側にある鰓耙(さいは)という構造を使って水と餌を分け、餌だけを取り込んで食べます。
餌やりの時間では立ち泳ぎが見られますよ。
ジンベエザメが大きな口を開けて餌を吸い込む様子は圧巻で、多くの来館者がその迫力に驚きます。
■開催時間
・午前:10:15~10:45まで(土日祝)
・午後:14:45~15:15まで
■参加料金
・2,500円 対象:小学生以上
※小学生は保護者(16歳以上)の同伴が必要
※別途入館料が必要
■販売場所
・海遊館チケット窓口(当日)
・海遊館8Fバックヤード会場
※生物やバックヤードの状況により中止する場合あり
ジンベエバックヤードチケット
バックヤードプランでは、海遊館の太平洋水槽の裏側を知ることができる点も大きな魅力です。
ここでは、飼育員がジンベエザメをはじめとする多くの海洋生物の健康管理や水槽の維持作業を行っています。
■開催時間
・11:00~、11:30~、12:00~、12:30~、13:00~、13:30~、14:00~、15:30~ 各回20分間
■参加料金
・1,500円 対象:小学生以上
※小学生は保護者(16歳以上)の同伴が必要
※別途入館料が必要
■販売場所
・海遊館チケット窓口(当日)
・海遊館8Fバックヤード会場
※生物やバックヤードの状況により中止する場合あり
パーソナルバックヤードツアー
ジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽を支える上部の作業用通路や、生き物たちの餌を保存している-30℃の冷凍庫など、普段は飼育員しか立ち入れないエリアを特別に見学できるバックヤードツアーが行われています。
また、飼育員が日々働いている場所や、ジンベエザメが餌を吸い込む音を間近で感じることができるなど、通常では体験できない貴重な機会が用意されています。
■開催時間
・午前:10:00~11:00まで
・午後:14:30~15:30まで
■参加料金
・2名1組14,000円(税込)
・3名以上は1名増えるごとに追加で7,000円(最大5名)
・各回1組(2名~5名)のみ
※別途、入館料が必要
■対象:16歳以上
■販売場所
・海遊館エントランスビル2F 団体受付(案内所)
※生物やバックヤードの状況により中止する場合あり
海遊館のバックヤードプランは、ジンベエザメの餌やりを通じて、その生態や飼育の裏側を知ることができます。
海遊館での特別な体験を通じて、ジンベエザメの魅力をぜひ感じてみてください。
「海遊館」周辺のおすすめホテル
「海遊館」の周辺には、素敵なホテルや旅館がたくさんあります。
ラ・ジェント・ホテル大阪ベイ
この「ラ・ジェント・ホテル大阪ベイ」は、海遊館から近く、便利なアクセスが魅力です。
移動のストレスが少なく、子どもたちも疲れることなく楽しい時間を過ごせます。
また、ホテル内にはファミリー向けの設備やサービスが整っており、安心して宿泊できますよ。
朝食を楽しんだ後、海遊館へのスムーズなアクセスができ、満足度の高い一日を過ごせるでしょう。
快適な宿泊と海遊館での楽しい体験が組み合わさり、家族旅行がより素敵なものになること間違いありません。
このホテルの総合評価は「4.05」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ラ・ジェント・ホテル大阪ベイ」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
この「ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに近いため、テーマパークと海遊館の両方を楽しむ際に便利です。
家族連れには、広々とした客室や子ども向けのサービスが揃っており、快適な滞在が可能です。
また、ホテルから海遊館へのアクセスも良好で、移動のストレスを軽減できます。
朝食を楽しんだ後は、気軽に海遊館に出かけ、充実した一日を過ごせるでしょう。
このホテルの総合評価は「4.52」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
HOTEL SAILS
この「HOTEL SAILS」は、海遊館から近いため、アクセスが良好で、子どもたちも移動に疲れずに済みます。
また、HOTEL SAILSはファミリー向けの設備やサービスが整っており、安心して過ごせます。
朝食をゆっくり楽しんだ後、海遊館にすぐに出かけられるため、一日を有意義に使えます。
全体として、快適な宿泊と海遊館での充実した体験が組み合わさり、家族全員にとって思い出に残る素敵な時間をとなるでしょう。
このホテルの総合評価は「4.92」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「HOTEL SAILS」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
まとめ
海遊館で展示されていたジンベエザメは過去に死亡した事例があります。
ジンベエザメはその飼育の難しさから、死亡することも少なくありません。
過去の死亡事例では飼育環境や健康管理が要因となっており、特に大型の個体を長期間飼育することは非常に難しいとされています。
ジンベエザメがいない時期もありましたが、現在は新しいジンベエザメが展示されていますよ。
歴代のジンベエザメの名前はオスが「海くん」とメス「遊ちゃん」が引き継がれるようになっており、多くの来館者に親しまれてきました。
ジンベエザメの大きさも注目されており、海遊館のジンベエザメは約5メートル、6メートル以上に成長することも。海遊館では毎年ジンベエザメの大きさを測定し、その様子が報告されています。
今後も海遊館は、ジンベエザメの飼育に関して最新の技術を活用し、安全で健康的な環境を提供することが期待されています。
この記事では、ジンベエザメの死亡事例、現在見られるジンベエザメやいない時期はどれくらいだったかについてお話ししてきました。
また、歴代受け継がれる名前や、現在のジンベエザメの大きさ、海遊館周辺のおすすめホテル情報をについてもご紹介しました。
海遊館は、海の生き物たちの魅力を間近で感じられる特別な場所です。
ジンベエザメがのびのびと泳ぐ姿や、カラフルな魚たちが群れを成す光景など、どれもつい写真を撮りたくなる美しい瞬間ばかりです。
しかし、写真撮影に夢中になりすぎてスマートフォンの充電が切れてしまったら、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいますよね。
そんな事態を避けるために、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
モバイルバッテリーがあれば、充電を気にせず、海遊館での素敵な思い出を心ゆくまで記録することができます。
撮影した写真を帰宅後に見返せば、海遊館で過ごした感動のひとときが鮮明に思い出され、また訪れたい気持ちが湧いてくることでしょう。
準備万全で、心ゆくまで海遊館の魅力を楽しんでくださいね!