かつて日本各地でその愛らしい姿が見られたラッコ。
ピーク時の1994年には全国28施設で122匹が飼育されていました。
しかし現在、国内でラッコを見ることができるのは「鳥羽水族館」と「マリンワールド海の中道」のわずか2か所、合計3匹だけという、非常に希少な存在になっています。
鳥羽水族館で長年愛されてきたラッコたち。
その可愛い仕草や真剣な表情に癒された記憶を持つ方も多いでしょう。
しかし、ラッコたちにも寿命があり、いつかは死亡してしまいます。
別れの時が訪れることは避けられません。
そんなラッコの歴史やエピソードを知ることで、彼らがただ可愛いだけでなく、貴重な存在であることを実感できるはずです。
今回の記事では、鳥羽水族館で飼育され死亡してしまったロイズについてや、歴代ラッコたちの名前や寿命、さらに見学時に役立つ場所取りのコツについて詳しく解説します。
貴重なラッコたちの魅力をもっと深く知りたい方、次の章でその物語に触れてみませんか?
この「鳥羽水族館」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
鳥羽水族館は、1955年に開業し、その長い歴史とともに多くの訪問者を魅了してきました。
館内では、約1200種もの多様な生物が展示されており、国内でもトップクラスの規模を誇ります。
特に注目されるのは、ジュゴンやラッコなど、他の水族館ではなかなか見ることのできない希少な生物たちです。
鳥羽水族館は、家族や友人との楽しい思い出作りだけでなく、生き物たちの素晴らしさを再発見する場所としておすすめです。
この記事では、この記事では、鳥羽水族館ラッコの死亡と寿命、歴代の名前と見学の場所取りなどをまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
鳥羽水族館ラッコでロイズ死亡が悔やまれる
【お知らせ】 ラッコの「ロイズ」天国へ : 2018年10月31日午前11時18分、鳥羽水族館で飼育していたオスのラッコ「ロイズ(13歳)」が天国へと旅立ちました。詳しくはこちら → https://t.co/n3YOzuQ5VL pic.twitter.com/TqFE7kgodH
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) November 1, 2018
2018年10月31日、鳥羽水族館で多くの来館者に愛されていたラッコの「ロイズ」が急性の心不全で死亡しました。
このニュースは多くの人々にとって深い悲しみを呼びました。
ロイズは13歳というラッコとしては若い年齢で、突然の死亡は非常に悔やまれるものでした。
ロイズの性格はとても愛らしく、彼の不器用なだけど真面目に取り組む姿に多くの人が心を奪われました。
特に、ビシっと直立したまま旗を揚げる芸はロイズの得意技で、真面目に練習に取り組む姿は飼育員さんや来館者を笑顔にしてくれました。
懐かしの。
ふふってなる。 pic.twitter.com/BeJw6CXnDg— yakko (@marshmallow_57) May 5, 2024
ロイズはどんなときも一生懸命で、その真面目さが一層愛おしい存在でした。
また、ラッコは年齢を重ねると毛並みが白くなってきますが、ロイズはずっと毛並みが黒々としており不思議な魅力がありました。
ラッコの平均寿命は野生では10~15年、飼育環境では20年程度とされています。
ロイズが死亡した13歳という年齢はまだ寿命には達していませんでした。
飼育員さんたちは毎日ロイズとのコミュニケーションを取り、観察と細やかな健康管理を行い、ロイズにとって最善の環境を整えていましたが、その突然の死亡は予測が難しいものでした。
しかし鳥羽水族館では、この経験を生かしてさらなる健康管理の向上に取り組み、他の動物たちがより安全で快適な生活を送れるよう努力を続けています。
【ぺんぺん】 ロイズ!! #鳥羽水族館 #ラッコ #ロイズ #ロイズはこんな声をしてるんですよ #最後はしっかりと手を握ります pic.twitter.com/GBECSK71cy
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) August 13, 2017
ロイズはその一生懸命な姿で多くの人々に愛されました。
その存在は来館者の記憶に深く刻まれており、今でも語り継がれています。
ロイズが教えてくれた動物たちと向き合う大切さを忘れずに、これからも私たちは動物たちを見守り続けていきたいですね。
鳥羽水族館ラッコ歴代の名前や年齢
Instagramを投稿しました🦦#鳥羽水族館 #ラッコ https://t.co/6TRh3DqzeA pic.twitter.com/XJOBJ9G97o
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) June 30, 2024
鳥羽水族館は、1983年にアラスカから初めてラッコを迎え入れて以来、複数のラッコたちがここで生活し、その可愛らしい姿で多くの人々を惹きつけてきました。
ラッコの年齢や寿命についても、飼育環境が大きく影響します。
野生のラッコの寿命は10~15年程度ですが、飼育下では20年以上生きることも珍しくありません。
鳥羽水族館のラッコたちも、飼育環境の充実によって長寿を全うした個体が多く見られます。
以下は、鳥羽水族館で飼育されてきた歴代ラッコの名前や年齢になります。
名前 | 性別 | どこから/生まれ | いつまで | 関係性 |
プック | メス | 1983年10月 アラスカから |
~1998年5月29日 | チャチャのお母さん ※日本で初めての出産 |
ポテト | メス | ・1993年5月 アラスカから 登別マリンパークニクス ・1993年11月 サンシャイン水族館へ ・1994年5月 鳥羽水族館へ |
~2014年4月18日 | メイのお母さん |
エミ | メス | 1983年10月 アラスカから |
~2002年5月20日 | |
モコモコ | メス | 1983年10月 アラスカから |
~1997年4月8日 | |
コタロウ | オス | 1983年10月 アラスカから |
~1994年4月4日 | |
チャチャ | メス | 1984年2月23日 鳥羽水族館生まれ |
~1995年5月21日 | |
チャーリー | オス | ・1986年4月22日 バンクーバー水族館生まれ ・1987年11月 須磨海浜水族園へ ・1989年4月 鳥羽水族館へ ・1989年10月 須磨海浜水族園へ |
~2001年9月12日 | |
リンクス | オス | ・1989年10月 オホーツク水族館生まれ ・1990年6月 登別マリンパークニクスへ ・1993年4月 八景島シーパラダイスへ ・1994年5月 鳥羽水族館へ |
~2009年11月23日 | メイのお父さん |
ミッキー | メス | ・1989年11月18日 宮島水族館生まれ ・1999年2月 鳥羽水族館へ |
~1999年3月27日 | タマのお母さん 体調悪くプールに出ることなく死亡 |
タマ | メス | ・1996年6月25日 宮島水族館生まれ ・1999年2月 鳥羽水族館へ ・2009年1月 アドベンチャーワールドへ |
~2009年1月26日 | |
ドン | オス | ・1986年4月21日 越前松島水族館生まれ ・1990年5月 よみうりランドへ ・2001年1月 鳥羽水族館へ |
~2003年2月1日 | |
メイ | メス | ・2004年5月9日 鳥羽水族館生まれ |
生存中 | |
ロイズ | オス | ・2005年5月4日 アドベンチャーワールド生まれ ・2009年1月 鳥羽水族館へ ・2014年3月 サンシャイン水族館 ・2016年3月 鳥羽水族館へ |
~2018年10月31日 | キラのお兄さん |
キラ | メス | ・2008年4月21日 アドベンチャーワールド生まれ ・2021年3月 鳥羽水族館 |
生存中 |
現在鳥羽水族館で見られるラッコは2匹でキラとメイになります。
次の章では、そのキラとメイの可愛らしい姿が見られるお食事タイムについて解説していきますね。
鳥羽水族館でラッコ見学の場所取りでキラとメイ必見
みなさん今日はメイキラ🦦🦦不足だったのではないでしょうか?🥰
メイとキラは隣のサブプールでいつものように元気に過ごしていました✨※ラッコ水槽の掃除終了後、明日の朝9時頃にYouTube配信を再開します#鳥羽水族館 #ラッコ pic.twitter.com/jZwejjl8UR
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) July 18, 2024
鳥羽水族館でのラッコ見学は、キラとメイの愛らしい姿が見どころです。
ラッコの展示前は平日でも混み合うことが多く、特にお食事タイムのために多くの来館者がラッコのエリアを訪れるため、早くからの場所取りが必須になります。
場所取りのポイントを押さえれば、キラとメイの可愛い食事の時間をじっくり楽しむことができます。
ラッコのお食事タイムの場所・時間詳細
ラッコの展示場所は鳥羽水族館の「Iコーナー 極地の海」エリアになります。
キラとメイは通常時もお食事タイムの際もこのエリアにいます。
お食事タイムの時間は以下の通りです。(平日、土日祝共通)
・13:00~(貝のみ)
・16:20~
9時40分からと16時20分のお食事タイムはパフォーマンスも一緒に見ることができます。
しかし、13時からは食事のみとなっています。
キラとメイたちのかわいいパフォーマンスが見たいなら9時40分か16時20分からのお食事タイムになります。
ラッコのお食事タイムの口コミや場所取り
実際にラッコのお食事タイムの場所取りをした方の口コミを紹介します。
期待を大きく上回る鳥羽水族館は、餌やりや触れ合いと称して実際はショーになってるのが見どころ。今までイルカとシャチ、アシカのショーしか見たことないからセイウチとラッコの芸を見て癒されました。ラッコだけ30分以上前から場所取りしないと最前列取れない厳しさはあるけど、可愛さ爆発してる。 pic.twitter.com/Dc63paiI3a
— しぃ (@kandakyun1) September 4, 2023
本来の予定やったら名古屋でホテルとって明日は名古屋観光やったけど朝イチ出発+ラッコパフォーマンスでの約40分の場所取りでの立ちっぱなし+雨+とどめのメガネ忘れたで疲れMAXやったから鳥羽水族館だけ回って日帰りで帰ってきたよー
帰ってきてから爆睡してたwww
でも旦那ちゃんとラッコ見れて満足 pic.twitter.com/gEPtcNmA4V— ろ〜 (@ryn5_2) June 28, 2024
鳥羽水族館行ったら人気過ぎて、開園ダッシュしないと場所取り無理ゲーでした🤣でも遠くからでも可愛いかったです💕北海道のラッコちゃんは黒っぽいんですよ。多分種類が違うのかな?🤔
【霧多布岬に野生のラッコ 親子でぷかぷか、海面に浮かぶ】 https://t.co/4nA4Wn81j2
— ラビスラビリ@低浮上 (@JohanUsagisuki) July 13, 2023
また、ラッコのお食事タイムでは、見学時に「滞在可能エリア」と「スロープを歩きながら見るエリア」があります。
鳥羽水族館のラッコのエサやりイベント中は通行規制があり、スロープで立ち止まって見ることが禁止されます。係員の人がしきりに「スロープでは立ち止まらないでください!」と呼びかけても、度々現れる自分だけ・ちょっとだけ…という人。難しいけど皆公平にルールを守れるといいですね。#鳥羽水族館 pic.twitter.com/VAH8naQa95
— かぶつ (@tan_sui_kabutz) February 10, 2024
場所取りをしたい場合はこの滞在可能エリア内でしましょう。
ラッコのお食事タイムは最低でも30分前からでないと見やすいを場所取りできません。
間近で見たい場合は、1時間前くらいから場所取りをした方がいいですね。
朝9時40分からの回であれば、入館時間に合わせて迷わずラッコエリアに入れば良い位置で場所取りできるでしょう。入館時間からすぐ入れるように準備しておきましょう。
この場合、事前にwebチケットを購入しておくとスムーズに入館できるのでおすすめです。
鳥羽水族館でラッコのキラとメイを観察するには、場所取りの準備が鍵となります。
混雑を見越して早めに行動することで、最高の位置でキラとメイの愛らしい姿を楽しむことができます。
ぜひ、事前に計画を立て、キラとメイの魅力を存分に味わってください。
「鳥羽水族館」周辺のおすすめホテル
上質の美味とおもてなし。オーシャンビューの宿 旅荘 海の蝶
水族館で海の生き物たちと触れ合った後、この「上質の美味とおもてなし。オーシャンビューの宿 旅荘 海の蝶」では伊勢志摩の新鮮な海の幸を味わえ満たされます。
そして、全室オーシャンビューの客室で、波音を聞きながらゆったりと過ごすことで、非日常の贅沢を感じられるでしょう。
広々とした温泉や行き届いたおもてなしによって、旅の疲れを癒し、家族や友人との絆を深めると同時に、自分へのご褒美としても最高の場所です。
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伊勢志摩国立公園 / 鳥羽温泉郷 戸田家
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戸田家では温泉と地元食材を活かした料理が待っています。三重の味覚を堪能できる夕食は、旅の思い出をさらに豊かにしてくれるでしょう。
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リゾートヒルズ豊浜蒼空の風 〜SORA no KAZE〜
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地元食材をふんだんに使った料理は、旅の疲れを忘れさせる至福の味わいです。
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まとめ
鳥羽水族館では、長年にわたりラッコが飼育されており、訪れる人々に愛されてきました。
しかし、ラッコの寿命には限りがあり、2018年には「ロイズ」も死亡してしまいました。
それ以前のこれまで飼育されてきたラッコたちとも別れは避けられませんでしたが、歴代のラッコは、それぞれ異なる個性と魅力を持ち、水族館の人気者として活躍しました。
その寿命は飼育環境や健康状態にも影響されますが、一般的に野生のラッコの寿命は10〜15年程度と言われています。
一方、飼育下では適切な管理によってより長生きすることもあり、20年以上生きることもありmす。
また、ラッコエリアでの見学を楽しむためには、場所取りの工夫が重要です。
特に現在はキラやメイの餌やりタイムの際には、混雑が予想されるため、早めに良いポジションを確保することをおすすめします。
鳥羽水族館の歴代のラッコたちは、多くの人々に感動や癒しを与えてくれる存在でした。
彼らの生きた証を心に留め、キラやメイに会いにいってみてはいかがでしょうか。
この記事では、鳥羽水族館ラッコの死亡と寿命、歴代の名前と見学の場所取りについてと周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
鳥羽水族館では、約1,200種類もの生き物が飼育されており、写真映えするスポットがたくさんあります。
ただし、撮影中にスマホの充電が切れてしまうと、大切な瞬間を記録できなくなることも。
そんなトラブルを防ぐために、モバイルバッテリーを持参しておくと安心です。
鳥羽水族館での楽しいひとときを、ぜひ素敵な写真に収めて思い出に残してくださいね!