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aiko 10thアルバム『時のシルエット』全曲感想

aiko 10thアルバム『時のシルエット』全曲感想

こんにちは、ナカノです。

aikoのアルバム全曲感想!

今回は『時のシルエット』です。

『時のシルエット』は熟しているのに、透明感があるアルバムというイメージがあります。

それでは、いってみましょう~。

『時のシルエット』収録曲

『時のシルエット』 aiko

M1.Aka
M2.くちびる
M3.白い道
M4.ずっと
M5.向かいあわせ
M6.冷たい嘘
M7.運命
M8.恋のスーパーボール
M9.クラスメイト
M10.雨は止む
M11.ドレミ
M12.ホーム
M13.自転車

『時のシルエット』/aiko
【品番】PCCA-05515
【発売日】2012/06/20
【価格】¥2,913(本体)+税

『時のシルエット』全曲感想

M1.Aka

バラードです。

ちゃんと両想いなのに「あたし」は「あなた」がどう思っているか心配でしょうがない。

でも、「あなた」といられる時間だけは泣いてしまうほど幸せな時間で。

「あなた」といる「今」を全力で感じようとしています。

M2.くちびる

あなたのいない世界にはあたしもいない

という歌詞に、究極の世界なのでは…と思ってしまいました。

音がきれい。

「あたしもいない」というよりは、2人しかいないんじゃないかと感じた。

音が発光してるよう。

もう「この世界は2人しかいない」、それでいいんじゃないかって思わされてしまう。

M3.白い道

出だしがインパクトあって、全体的に冷たそうなピアノの音が好き。

別れてしまったあとの歌で、あなたのことを思い出すと苦しくなってしまう的な歌だと思っていて。

打ちひしがれている感じです。

全体的に声も音も切羽詰まっている感じがします。

何も知らなかったあの日からあなたを覚えた終わりまで

頷く仕草が好きだったいつもいつも見ていたかった
この世の終わりは一緒に居ると 君と僕は似ていると
言われただけで飛び立てたの
寒い日はもう越せない

「あなた」に全てをささげてきたし、「あなた」との時間も、「あなた」自身も守りたかった。

「あたし」の中では「あなた」との別れは、この世の終わりのように感じたのではないだろうか。

些細な言葉ひとつで元気になれたのに、「あなた」がいない今、もう立ち上がることができない。

M4.ずっと


世界には「あたし」と「あなた」の2人しかいないんじゃないかと思わされる歌。バラードです。

この歌詞が好きです。

2番Bメロです。

一つだけでいいの 変わらないもの

1番サビです。

あなたに出逢えた事があたしの終わり
ゆっくり息をする 胸の上耳を置いて
生きてる限り何度も触れて知るの
あなたのあたたかい味 永遠に

「あなた」が「あたし」と一緒にいてくれるだけでいい。

「あなた」に嫌なことがあれ聞くし、知らないことがあってもいいし、嘘も笑い飛ばしてあげる。

「あたし」にとっては最後の人であってほしい。

と、書いてみたものの「終わり」って言葉が強すぎでなんか軽くなってしまう。

「あなたに出会えた事があたしの終わり」ってすごい歌詞だなあと改めて思いました。強い。

「あたし」は、永遠に一緒にいたいと願っているのだと思いますが、永遠なんてないこともわかっているのだと思います。

あたたかさはいつか無くなってしまう。

だからせめて、生きている限りは何度もふれていたい。

『ずっと』がないからこそ切実に感じます。

M5.向かいあわせ


あたたかい雰囲気の曲です。

ずっと一緒にいるから、長く一緒にいると喧嘩してしまうこともあるし、マンネリもある。

じゃあ2人だけの趣味も見つけてみようか?…2人は少しずつ年を重ねていきます。

好きな歌詞です。

出逢えたそれだけ あなたのその背中に 何度も見てるの 未来の奇跡を

灼けた指輪の跡が印す 思い出の色に
あなたを想うだけの強さをあたしは貰った

そばにいてね 年を重ね そらを見た時
きっと凄く幸せなの あなたとあたし

出会えたそれだけでもうれしい。
だけど、夢を見てしまう。

最後まで一緒にいられるんじゃないかって。

2人がおじいちゃんとおばあちゃんになっても仲良く坂を上っているんだろうなあと想像すると、いいなあと思ってしまいます。

ここも好きなのですが…

ちゃんと明日があるのなら、今日は終わらせないといけない

生きていると、何があるかわからない。

もしかしたら、明日がないかもしれないんですよね。当たり前だと思っちゃいけない…。

2人には可愛いおじいちゃんとおばあちゃんになってほしいなあ…とか考えてたらめちゃくちゃ泣いた。

M6.冷たい嘘

イントロのピアノから好きだなと思っていました。

そして、一言めの「しかし連絡がないな」がaiko的。

ちょっと気だるそうな歌い方なんですけど、それがまた好き。

自分の嘘のせいで、なんとなく2人は駄目になりそう…的な歌だと思っています。

それも、自分のせいなんだけど、自分のせいにしたくないし…という感じ。

強い言葉が多めというか早口で心の隙間を埋めているのかなと思いました。

ここがなんか生々しいなあと。

最後のキスはきっと二人を引き留めようとお互いがした冷たいキスだと

好きだし、好きじゃないのに、別れるのも面倒くさいし、1人は寂しいし…お互いにぐちゃぐちゃの気持ちが混じり合ってるんだろうなと。

強そうな言葉や音の中に、鉄琴みたいな音が入っていて、本当は弱いとこもあるんだろうなあと感じてしまいました。

M7.運命


アップテンポの失恋曲。

落ち込んでいるんだろうなと思う部分もあるのですが、やっぱり強がってます。

思い切り生きた
もう生きた

あなたを愛していた もうそんな事も忘れた
冗談まじりに運命を信じていた

投げやりだな。絶対忘れてないし、本気だったよね。笑

でも、きっついのに明るく歌うのがaikoだと思ってる。

M8.恋のスーパーボール


アップテンポのエ●ス曲。笑

初めて聴いたときからそういう印象で受け取ってしまったので、もうそういう歌だと思ってます。笑

「桃色の汗」はそういうことですよね?

実際、aikoさんどうなんですか?考えすぎですか?

M9.クラスメイト

とても爽やかで、疾走感ある曲です。

この歌もちょっとアダルティ。笑

別れたあの日をあなたは今も覚えてる?

別れた「あなた」と何度も会ってる歌かと思っています。

でも、この関係もいい加減清算しないとなって感じなのかなと。

好きなのは好きだけど…これ以上このままでいいの?「あなた」は惰性なんじゃないの?とか色々考えてしまう歌。

朝は青い 少しだけ眠い
あなたの胸の音聴いたら
大切に秘密にあたしの胸の奥しまっておくよ

今からこの部屋を出る
あなたが知ることのない新しい日が始まる

「あなた」が目を覚ます前に、最後に胸の音を聴く「あたし」。

もう、「あなた」に会うことはないのではないでしょうか。

なんか、曲が吹っ切れた感があるので、「あたし」も吹っ切ってほしいな、と思う。個人的な願望。

M10.雨は止む

はじめのaikoの声が凛々しくて好き。サビが強い。

苦しいことがあっても乗り越えられる。

「もうすぐ雨や止む」から。

迷う人の背中を後押ししてくれる曲。

M11.ドレミ

ゆっくりめの曲。

公園で小さな男の子が女の子を見ているようすが浮かびました。

どうしても少しだけ
話してみたかった
何を言えばきみはぼくを見て笑うの?

話しかけてみたいけれど、ずっと見ているだけ。微笑ましいです。

やさしくて懐かしい感じの曲。

M12.ホーム

キラキラしているアップテンポな曲。

学生のときの歌で、特定のだれかというよりは、学生生活の歌なのかなと。

好きな人と夜話したこと、学生生活での些細なことや、電車通学をしていて見えた風景や友達とのおしゃべりなどが盛り込まれているように感じました。

1番はまだ進路を考えていなさそうだなあと思うのですが、2番からは進路を考えているけれど迷っているような気がします。

これから離れてしまうけれど、大切だってことは変わることはないよ。また逢おうね。的な感じだと思っています。

M13.自転車

別れた直後の「あたし」の心境の歌ったバラード。

昔のことを振り返ったり、これからのことを考えたり…。

あなたが決めたさようならは 当分あたしを苦しめるかも
知らない明日がやって来る事 こんなにも辛いなんて
長い坂を自転車こいでまたあなたがやってきそうで
こんなに好きな人に逢えた事は とてもとても大きな出来事

多分「あたし」が別れの原因を作ってしまったのだろうと思うのですが、決断したのは「あなた」。

「あたし」は「あなた」にすぐ忘れられてしまうかもしれないこと、これからを知ることができないこと…後悔しているよう。

だけど、辛いだけででなく出会えて良かったと思えることは幸せなことなんじゃないかと思います。

『時のシルエット』全体感想

『時のシルエット』で個人的に好きな曲は『白い道』と『冷たい嘘』、『クラスメイト』で、やや明るめの終わりを感じるの曲がやっぱり好きで。

…なんですが、好き以上に、気になるなあ強いなあと思うのは『Aka』や『くちびる』、『ずっと』。

もちろんどの曲も想いが詰め込まれているんだろうなあと思いますが、この3曲…なんだろうなあと勝手に思っています。

あと、シングルで出たときの『向かい合わせ』のときはそんなに惹かれなかったのだけれど、『Aka』、『くちびる』、『ずっと』を聴いたあとに『向かい合わせ』を聴くと本当に良かった。

可愛いおじいちゃんとおばあちゃんが浮かんで泣いた。

勝手すぎる妄想なんだけど、おばあちゃんに弱すぎる。笑

どの曲も今を感じているのだけれど、もしかしたら永遠があるように思わされるというか。願っていてもいいんじゃないかなって思う。

でも、『自転車』のように駄目になってしまうこともやっぱり、ある。

だけど…じたばたして、やりきって気持ちにちゃんと区切りをつけられればいいんじゃないだろうか。

駄目だったけどまあ良かったかな、と思えるなら。

失敗したとしても、自分が区切りをつけなければずるずると引きずってしまう。次に進めない。

永遠を願うにしても、今をないがしろにしたら続かないだろう。

『時のシルエット』を聴いて感じたのは、全力を出し尽くすという意味と、想い続けるという意味で、おもいきるってことなのかな、と思いました。

そんな感じでした~。

ではでは。

 

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