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aiko 5thアルバム『暁のラブレター』全曲感想

aiko 5thアルバム『暁のラブレター』全曲感想

こんにちは、ナカノです。

aikoのアルバム全曲感想!

今回は『暁のラブレター』について書いていきます。

私の中で思い入れのあるアルバムで、この『暁のラブレター』で完ッ璧に落ちました。

無人島にどれか1枚だけしか持っていったらダメって言われたらこれを選びたい。

では、その良さと妄想と愛をぶちまけていきます。

それでは、どうぞ~。

『暁のラブレター』収録曲

『暁のラブレター』 aiko

M1.熱
M2.彼の落書き
M3.アンドロメダ
M4.ふれていたい
M5.夢のダンス
M6.蝶々結び
M7.ライン
M8.帽子と水着と水平線
M9.すべての夜
M10.えりあし
M11.白い服黒い服
M12.風招き
M13.天の川

『暁のラブレター』/aiko
【品番】PCCA-01528
【発売日】2003/11/27
【価格】¥2,913(本体)+税

『暁のラブレター』全曲感想

M1.熱

とても短い曲。

なんだけど、「好き」って多く言葉にしなくても伝わるものなんだなって思わされます。

熱、つまってます。

M2.彼の落書き

aiko沼に突き落とされた曲!
この『彼の落書き』、好きな方も多いかと思います。

前曲から、ねっとりと熱を持ったまま『彼の落書き』に続くところが良いのです。
『熱』があってこそ。

「あなた」のへの気持ちは身体に刻まれた落書きみたい、な歌です。
身体にため込んだ「好き」をサビでぶちまけるような感じがあって強い。
ストロングaiko!

この曲好きすぎて、毎回あっという間に終わってしまうんですよね。ほんと酔いしれてたい。

MVもとても好きです。

M3.アンドロメダ

切ない歌詞なのにアップテンポなのが良き。
こういう系の切な明るい曲って辛いけど強がっている感じがしていじらしいというか、すきです。

目がいいのが自慢だった「あたし」なのに、ちょっと目が悪くなってきた?
もう、交差点に立つ「あなた」も見つけられないのかな的な歌。

でも、実際に目が悪くなったわけではないような気がします。

目が良かったゆえに見えてしまった彼の気持ち。
彼のことを見たくなくなってしまったのか、前ほど興味をもてなくなり、終わりにしようと思ったのかなと。

「あなた」のことを嫌になったというよりは、「あなた」のことが見えなくなってきた自分に対して自己嫌悪していること、好きだという気持ちがボヤけてきたことが悲しいのかなあと感じました。

M4.ふれていたい

ゆったりバラードです。
aikoの声がやさしくって、柔らかい。

やや仲良くなっていて、これから2人の関係を育てていこうみたいな感じかなと。

大サビの「あああああ」が好きすぎて何回も聴いてしまう。

M5.夢のダンス

「あなた」は近くにはいるけれど、心が遠くなってしまった。
離れてしまった今でも、どうしているか心配してしまうくらい好きな人。
今も幸せだったころを思い出しては、涙が出てしまう的な曲。

悲しい曲のはずなのに、上品な雰囲気があります。

『Smooch!』っぽいMV作ってほしい…。

M6.蝶々結び

幸せ感いっぱいの曲。

特にここが好き。

あなたの全てがこぼれ落ちても
あたしが必ずすくい上げるさ
変わらぬ悲しみ嘆く前に 忘れぬ喜びを今結ぼう

駄目になっても、寄り添ってくれて、2人で生きていけそうだなって思う。

結婚式で聴いたことがあるけど、ぴったりでしたね~。

M7.ライン

イントロからギターがジャガジャカしててロッキンな曲です。すき。

引用です。

全く以ってあなたの話す 全てが英語のようで解らない
あたしに何かを伝える手段をはき違えてる
右も左も今はない はっきりしないゆるいライン
横着者だとあなたはあたしを掃いてしまうの?

愛していたはずなのに「あなた」の言っていることが全く分からなくなってしまった。
聞こえないふりをしたり、受け止めようとしたり、我慢したり、色々ためしてみたけれど。
最後には、あれ?あなたが変わったのではなくて自分が変わってしまったせいなの?って感じの歌です。

たとえ好きだとしても、分かり合えないときがありますよね。
たまにはしょうがないかなと思うのですが、それが大事なことであったり、度々続くと本当に一緒にいてもいいのかなあと不安に。なんでこんなに食い違うのかなあと。

それで喧嘩ばかりになって、話し合うことすら面倒くさくなって、自分の言葉や考えでがんじがらめになってぐちゃぐちゃになってる。
音が「あたし」を追い立てているように感じます。

ライブで聴くと、「あたし」の感情の渦に飲み込まれてしまいそうになるけど、それも面白いです。

あと、別れるとか、捨てられるじゃなくて、「掃いてしまう」っていうのがaikoセンスだな~と思いました。

M8.帽子と水着と水平線

爽やかな恋の始まりの歌です。

間奏のピアノとフェイクが大好物。

『まとめⅡ』にも入っています。
速めアレンジでこっちはスピード感のある恋なんだろうな~と勝手に思ってます。笑

M9.すべての夜

夜に遠慮して大人しい感じで始まるのですが、途中からピアノがシャララーンと鳴ってからふわっと暖かい空気が流れます。

夜の紺色から色がついたみたい。

聴いていると、aikoと夜遊びしたり、話を聞いてもらっているような気持ちになります。

夜行性のaikoだからできた歌だなあと思いました。笑

M10.えりあし

初めて聞いたとき、いきなり手が出ていたので驚いた記憶があります。

ぶったりしてごめんね
愛しくて仕方なかった

こんなこと書くのかと衝撃でした。

「あたし」は手を出したり、泣き真似したりで別れてしまいます。
「あなた」はもう新しい道に進んでいるようだけれど、「あたし」は変わらず好きなまま。

ラストが大好きです。

5年後あなたを見つけたら 背筋を伸ばして声を掛けるね
一度たりとも忘れた事はない少しのびた襟足を
あなたのヘタな笑顔を

あなたのことは忘れることないよ。
もし、いつかあなたと話すことができるのなら、成長した姿で出会いたい。
そんな気持ちが感じられました。

M11.白い服黒い服

楽しいときも悲しいときも、いつも一緒に過ごしてきた大切な人。
あなたと過ごすと楽しい。これからもずっとよろしく的な曲かなと。

『すべての夜』に出てくる「あたし」みたいな感じ。
もっと仲良くなっていて、信頼し合っている相棒的な感じがします。

「素晴らしい光」ってフレーズは朝日なのかな、とも思いました。
夜通し話していて、明け方になってしまった的な。

あと、最後のフェイクが良いです。楽しい。

M12.風招き

ギターがジャンジャカで気持ちいい。
この曲も好き。

落ち込むこともあるし、泣いてもいい。
けれど、泣きやんだら前に進めって曲だと思っています。

印象的な歌詞が多いです。

独りぼっちが好きと吹いて回った
心細くて死にそうな夜をこえる為に

強がっているのに、弱さをさらけ出してくるとこが好き。

心とこの風を切り離せたならば楽に笑えた
だけれど それは一生超えることのない
本当の喜び諦めた時だろう

いわゆる普通の幸せ的なものでも笑えるのでしょう。
でも、それは「あたし」自身が「あたし」を諦めてしまったとき。

不安や迷いは誰しもあるものだけれど、「あたし」は自分の望みや本心を闇に奪われることはないのだろうなと思います。
今は飲まれてるけど、戦ってる感じがする。
きっと、この「あたし」は足掻いて進むはず。

M13.天の川

穏やかなバラードなのだけれど、

精一杯今日をどうにか生きて

というフレーズが印象的で。

全てのものが続いていくのではないかと錯覚しているのだけれど、そんなことはないよなと思わせられる。

この曲も永遠を感じさせるのに、一瞬しかない。儚いな。

『暁のラブレター』全体感想

前作の『秋 そばにいるよ』でかなり好きになったのですが、こちらのアルバムはaikoが沼に突き落としてきた!って感じでした。

aikoとしては、『暁のラブレター』は冬のアルバムとして作ったわけではないそうで。
結果的に『暁』っていう言葉が冬の言葉だったとのこと。
でも、全体的にどちらかというと冬の匂いがするような感じがします。

おすすめは『彼の落書き』『ライン』『風招き』。
わかりやすく、ロッキン曲が好きな模様。笑
特に『熱』から『彼の落書き』の流れ、やっぱり最高です。
内側でぐるぐる悩んでいる感じの曲が好きなんですよね。

『暁のラブレター』は「夜」や「星」がよく出てくるので深夜や明け方に聴きたくなります。
夜中って悪いことを考えがちなのに、追い打ちをかけてもっと悩みにいこうとしてしまうんですよ。
こじらせているので、辛いことや葛藤感を描いた曲は刺さるんですよね。
何度も何度も聴いていたので思い入れが強いのもあるかもしれませんが、1枚しか選べないっていうのであればこのアルバムを選びたいですね。

ほんとう、お世話になってます。笑

そんな感じでした~。

ではでは。