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aiko 2ndアルバム『桜の木の下』全曲感想

aiko 2ndアルバム『桜の木の下』全曲感想

こんにちは、ナカノです。

以前からずっとやりたかったことがあります。

aikoのアルバム全曲感想を書いていくことです。

きっかけは、aikoの新ツアー「Love Like Pop vol.21」が始まること。

人生初の初日ライブ。

何が歌われるんだろうなあと思いドキドキしています。
最後まで書きなかったら嫌だなあ~と思い躊躇していたのですが、今気持ちが盛り上がっているときに勢いで始めることにしました。笑

まずは、2ndアルバム『桜の木の下』から書いていこうと思います。

では、はりきってどーぞ!

『桜の木の下』収録曲

『桜の木の下』 aiko
M1.愛の病
M2.花火
M3.桜の時
M4.お薬
M5.二人の形
M6.桃色
M7.悪口
M8.傷跡
M9.Power of Love
M10.カブトムシ
M11.恋愛ジャンキー(えせボーナストラックちっく)

『桜の木の下』/aiko
【品番】PCCA-01415
【発売日】2000/03/01
【価格】¥2,913(本体)+税

『桜の木の下』全曲感想

M1.愛の病

タイトル通り『愛の病』に侵されています。

「あなた」を好きになっていくことで「あたし」に訪れる変化が嬉しい。
不安でたまらなくなることも本当に好きだからこそなんだけど。

ずっと好きと不安が共存している世界にいるのだなと感じます。

永遠なんてないとわかっていて、今好きでも明日は好きかどうかわからない。
どれだけ自分が傷ついたとしても「今」が大事なんだろうなあと。

良くも悪くも変化はするものなんだけど、その間って感じがする曲です。
何回聴いても、身をえぐるような赤でヒリヒリします。

M2.花火

aikoの代表曲と言える曲。
花火を見下ろした歌ってこの曲くらいなんじゃないでしょうか。他にあるのかな?

発売当時の話ですが、『花火』は違和感があってなんか気持ち悪かったです。今はむしろ好きですが。
音楽的なことは全くといっていいほどわかりませんが、がちゃっとぐにゃっとしてる、そんな印象でした。
でも、それが引っかかって気になってしまいました。
直球の好きです!じゃなくて…なんか気になるアイツ的なやつ。
気になるけれど、これは好きなのか?すぐにはわかりませんでした。

結局大沼に落ちてしまいましたが。笑

M3.桜の時

歌詞・曲調ともに、付き合っているときの幸せ感が伝わってくる曲。
…なんですが、ちょっと悲しさも感じます。

1番好きなのがここ2番Bメロ

まぶたの上にきれいな青 薄い唇に紅をひく
色づいたあたしを無意味な物にしないで

可愛いですよね~。なのに、色気がある。
女の子のしぐさを書かせたら誰も敵わない。

あと、この部分ライブの時に音程を変えて歌っているのを見て、そこだけでもっと好きになってしまいました。
人が落ちるのって一瞬ですね。笑

限りない日々と 巡り巡る季節の中で
いつも微笑んでいられる二人であるように

春が終わり夏が訪れ 桜の花びらが朽ち果てても
今日とかわらずあたしを愛して

2番のサビからですが、「あたし」季節が変わってもずっと2人でいられるようにと想っています。
が、「桜の花びらが朽ち果てても」っていうフレーズ。
桜ってすぐ散ってしまいますよね。
物事には終わりがあることを連想させてからの「あたし」の気持ちはすごく切実に感じました。
永遠などないからこそ、幸せを感じることができるんですけどね。

イメージ的にピンクだけじゃなくて、水色もちょっとまじっているような感じ。

M4.お薬

はっきりとは書かれていませんが、「あたし」が浮気をして別れた曲なのかなと思っています。

はじめは強がっているように感じますが、後半で自分がしてしまったことを忘れてはいけないと言っているあたり反省はしているのかなあと。

『桜の時』のあとにこの曲なのでなんか余計に悲しくなりますねー…。
一緒にいたいっていったじゃないか!

曲調は明るい感じ。
間奏がかっこいいです。

M5.二人の形

なんというか渋い曲です。
桜の時と同じアルバムに入ってるのがすごい。

勝手に妄想していたのが、『桜の時』で付き合い、『お薬』で別れ、『二人の形』で復縁っていうストーリー。

で、この「あたし」だいぶ反省しているんじゃないのかなあと。

あなたにはあたししかいないなんて
そんな事は到底言えないけれど
今のあたしにはあなたしかいらない
見えない気持ちを信じて言える

曲の中で3回言いますからね。
今回は本気の本気の本気ってことですね。きっと。

2番引用します。

両手にあまる程たくさんの恋をしたってそれは
決して誇れる事じゃなくて悲しんでゆく事なのね

「あなた」と一緒にいたころからどれくらいの時間が経ってしまったのでしょうか。
結構遊んだのかなあと思ってしまいました。笑

ラストです。

あったかい夏の始まりそうなこの木の下で結ぼう
手を引くあたしに笑ってついてきてくれる それが2人の形

「あなた」の懐が深すぎる…!今度こそ「あなた」を幸せにしてあげてよね。

桜は散ったけれど、夏の前にもう一度はじめよう的なイメージ。

以上、あの桜の木の下で復縁するっていう…妄想でしたー。

M6.桃色

全体にねっと~りしてる曲。
はじまりからぼよよ~んとしてる。
ずっと聴いているとちょっと酔いそうになります。笑

イメージ的にルノワールの絵みたいなピンク色の人たちが思い浮かびます。ぼよよ~ん。

なんていうか、甘ったるくて、うーん…イヤラシイです。笑

M7.悪口

「いきまーす ワン ツー ワン ツー スリー」でまったりした感じで始まる歌。

恋愛の曲ではなくて、友達との歌です。

「あたし」の楽しい話よりも、つらい話を聞きたがる友達。
そんな友達のことが嫌。
心配してくれてるんじゃなくて、困っているのを見ているのが楽しいくせに。
友達に対してそんな風に思ってしまう自分も嫌いみたいな歌。
本当はもっと前向きでいたいのに。

ラスト引用です。

猫背を直したあたしは上を向くためにここにいる
だからもう少し笑ってないでたまにきつく叱ってみせて

前向きに頑張ろうとする自分自身を励ましている感じがします。
友達に曖昧に笑っていないで、たまには言いたいこと言った方がいいんじゃない?って自分に言い聞かせるような。

こういうしょぼーんとした感じで、愚痴っぽいことも曲にするんだなあと驚きました。

夜しっぽり聴きたい曲。

M8.傷跡

ジャズっぽい感じ。
曲の中で「あたし」と「あなた」がじゃれているような。
年下の「あたし」が余裕のある年上の「あなた」に追いつきたいってイメージ。

あと、ここが好き。

いたずらは許して
あなたに構われるが為にここに来てるようなあたしを
もっと見つめていて
あたしきっと上手になって 香りある女になるから だから

少し挑戦的というか、威勢がいいなあと思いました。
ここだけで、もう女の子じゃなくなってるなあと。
あっという間に綺麗になってる。

難しい曲ですが、初めて行ったライブでさらりと歌っていて痺れました。惚れた。

M9.Power of Love

私が思う、aikoのハッピードンドン曲。

曲調も歌詞も幸せの絶頂って感じ。
この曲からは不安は微塵も感じられません。

好き!がてんこ盛り!

M10.カブトムシ

『カブトムシ』は、「あなた」と「今」とのどちらが大切かという大きな決断をしようとしているのだろうなと。

前半で

スピード落としたメリーゴーランド 白馬のたてがみが揺れる

とあるのですが、遊園地にいるような楽しい時間が終わってしまったのだろうなと感じました。
結局、「今」を選んだのだろうなあと思っています。

ここが好きです。

鼻先をくすぐる春
リンと立つのは空の青い夏
袖を風を過ぎるは秋中
そう 気が付けば真横を通る冬

2番の四季の描写が綺麗。
覚えているのは「あなた」がいた風景。
それがたとえ悲しいことを含んでいたとしても。
永遠でないからこそ、心に残ります。

そう簡単に忘れることなんてできない。
何度も何度も刻むように言います。

生涯忘れることはないでしょう
生涯忘れることはないでしょう

きっと「あたし」も簡単には決断できなかったと思います。
悩んだんじゃないかなあと。
「あなた」も「今」も大切だったんですよ。そう思っています。

M11.恋愛ジャンキー(えせボーナストラックちっく)

ロッキンですき。

ぐっちゃぐちゃです。

もういいから、聴け!酔いしれてろ!溺れてろ!って言いたい。

終わり!笑

『桜の木の下』全体感想・思い入れとか

aikoご本人も言っているのですが、『桜の木の下』って各曲のタイトルが病んでるアルバム。笑
1曲目から『愛の病』。『お薬』『傷跡』『恋愛ジャンキー』だもんなあ。

でも、原点と言えるアルバムでaiko節炸裂してます。
aikoがみっちりむっちり詰まってる。(書き方よ…笑

『桜の木の下』が出た当時、私はシングル曲と『愛の病』と『恋愛ジャンキー』ばかり聴いていました。

aikoのイメージって、好き…!かハッピードンドン!みたいなイメージが強かったのです。

それから、時は経ち-

『秋そばにいるよ』を聴き、頭をぶん殴られました。

いつも近くにいたあいつの違った一面を見てしまったのです…!(近くにいないけど、そーゆーことにしといて笑

そこで、『桜の木の下』を聴きなおしまして…『悪口』『傷跡』を見つけてしまいました

『秋そばにいるよ』の前にこの曲たちを作っていたとか、ほんともう天才か。
というか、ちゃんと聴くと結構ドロドロよ。
全然ハッピー浮かれマンじゃない。
素直に『桜の木の下』からちゃんと聴いてたら良かった…。

そんな感じで、表面だけでなくて、もっと裏まで知りたくなるような気持ちにさせられて。
桜のように、綺麗なものの雰囲気に騙されてちゃいけないなあと。
aikoの明るさでなくて、奥の毒みたいなものを知りたくなって結局aikoの沼から出られずにいます。

そんな感じです。

アルバム全曲感想『桜の木の下』についてでした~。

ではでは。