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『1122(いいふうふ)』1巻【ネタバレ感想】公認不倫ってアリ?ナシ?

『1122(いいふうふ)』1巻【ネタバレ感想】公認不倫ってアリ?ナシ?

公認不倫ってアリ?ナシ?

『1122(いいふうふ)』を読んでいて、めちゃくちゃモヤモヤ…。

正しい答えなんてないですけど、色々考えてしまいました。

本当は全部あーだこーだ言いたいのですが、色々気になるところが多すぎるので特に気になることに絞って書いていきたいなと思います。

  • 言い方って大事だ
  • どんな形でも一緒にいたいと思うからこその「婚外恋愛許可制」
  • 公認不倫はアリ?ナシ?

それではいってみましょう~。

『1122(いいふうふ)』あらすじ

まずは、さっくりあらすじからどうぞ~。

相原一子(あいはらいちこ)相原二也(あいはらおとや)は結婚7年目。子どもはおらず、セックスレス。

夫婦仲はいいけれど、おとやには毎週木曜日に会う恋人がいる。それは、いちこも知っていて。

「婚外恋愛許可制」(公認不倫)―それは2人で決めたこと。

でも、恋人の美月(みつき)との関係を優先しようとするおとやを見て、いちこはモヤモヤ…しだいに考え方が変わっていき…。

2人の関係はどうなる―?!

いちこの性欲は凪なのだそうです。笑

反対におとやは外で恋をして、キラキラしています。

2人で「婚外恋愛許可制」をとったとしても、片方が違和感を感じたら、どうなってしまうのでしょうか…?

 

言い方って大事だ

読んでいて思ったのがいちこの怒り方が苦手だなあと。

怒ってしょうがないんだけど、言い方がなあ…。

そして、そもそものレス、「婚外恋愛許可制」のはじまりはいちこじゃないかー!と思ったのでそこについて書きたいなと。

恋人を優先しようとするおとやにいちこは…

=====

いちことおとやは結婚記念日にどこか出掛けようと約束していました。

しかし、美月からの連絡があり、予定にかぶりそうでしたが、調節すると言うおとや。

 

ある日、飲み屋に行く2人。

いちこは結婚記念日にいい温泉を予約したと報告しましたが、おとやは次の週に出来ないかと言います。

木曜でないのに、恋人を優先するおとやを問い詰め、ルールを破るなと怒るいちこに、すぐにあやまるおとや。

結婚してるんだから、家族なんだから、夫婦なんだからと、どんどん責めるいちこ。

おとやは、表情は変えないが、どんどん引いていってしまいます。

=====

恋人を作っていいと決めたとしても、やっぱり優先されたらちょっと引っかかるだろうなあと思う。

でも、言い方って大事だよなあと。

本人もちょいちょい自分で突っ込んでたのでわかってはいるようですが、いちこの問い詰め方がねちねちしてる。

苦手な人に似ているので、個人的に思いだしてきついっす…。笑

嫉妬ではないって何度も言っている時点で嫉妬なんじゃないかなあと。はじめの考えから徐々に変わっていっているようですし。

 

ルールを破るのは良くなかったですが、渦にのまれていくおとや、なんとなくわかる。(読んでみてください。笑

ガンガン怒っている人に何言ってもしょうがないやーと思ってしまうんですよねー。

 

旅行の夜、レスになった時期の話に―

=====

実際には美月との約束は延期になり温泉に行くことに。

綺麗な宿に、美味しい食事、露天風呂も気持ち良い。いい下着をつけていざ!ないちこ。

風呂上り、横になっているおとやにせまるものの、おとや全力で拒否。

言い合いになり―

【いちこ】
「じゃあセックスくらいいいじゃん わたしとだってしたって
へるもんじゃあるまいし」

【おとや】
「へるよ」

レスになった原因の話になりましたが、いちことおとやで記憶の違いが…

仲がいいし、しなくてもいいんじゃないといういちこですが、おとやはしたい。

そんなおとやに向けて

【いちこ】
「男性はいろいろあるもんね 風俗とか
それにおとやんってモテなくないっしょ」

おとやにはとてもショックだったようで、未だに根に持っています。

=====

原因いちこなんじゃ…?!と思ってしまったのですが…。

飲み屋での会話でも思ったけれど、言い方なんじゃないかと。

いちこのそういうのしんどいってのもわかる。

でも、言い方がもう少しマイルドだったらまた違う結果になったのかなあと思ったり。

レスにならなかったとしても、美月に惹かれていたかもしれないですけどね。

 

どんな形でも一緒にいたいと思うからこその「婚外恋愛許可制」

いちこと母親は折り合いが悪いようです。

ここでのエピソードでいちこは「婚外恋愛許可制」をしてでもおとやと一緒にいたかったんだなあと分かるエピソードがあります。

=====

直接ではなく、おとや経由で母親がケガをしたことを知るいちこ。ちょっと複雑なようです。

帰るのに躊躇していたいちこだが、おとやは一緒に来てくれるという。

実家に行くと、母親は文句ばかりでちょっと言い合いのようになってしまうがおとやがクッションになってうまく収めてくれました。

2人は寝る前に話をします。

実家は無力だった自分を思い出してしまうから嫌だと言い、泣いてしまういちこ。

母親ともうまくいかないし、今でもキライだといういちこをおとやは慰めます。

【いちこ】
「わたし 生まれた家も産んだ親も全然すきじゃないけど
自分が選んだ家族がおとやんでほんとうによかった
おとやんのこどもは幸せだろうなって思う」

いちこがこころの中で…

【いちこ】
わたしたちはいびつな夫婦かもしれない
でもそれでもいい
自分で選んだ人と 自分たちのやり方で家族になるの

と思うのでした。

=====

このあたりの言葉が切実だなあと思う。実際、おとやがうまく立ち回らなければ喧嘩になっていそうでしたし…。

いちこがおとやと別れたくないってことがよくわかりました。

だから「婚外恋愛許可制」をしてでも一緒にいたかったのかなあと。

行為よりも一緒にいる安心を求めていたのでしょうか。

でも、美月と付き合いだしたおとやを見て考えが変わってしまった。

おとやは慰めていたけれど、話の途中で、美月とその子どもと一緒に出掛けた日を思い出しているような描写もあり…。その辺どうなんだろう。

元々仲が良かったし、はじめはレスだけが問題だったのに、「婚外恋愛許可制」でまたこんがらがっているようなー…感じがします。

 

公認不倫はアリ?ナシ?

1巻の時点では、公認不倫はお互いが納得できるのならよいのかな、と思いました。

一時的にだけで、あくまでも、いちこ、おとやの関係だけを考えたらですが。

でーもー、正直なところ絶対ダメだとは言い切れないとはいえ、公認不倫で関係を続けていくことができるとは思えないなと。

いちこは夫婦でいたいからこそ「婚外恋愛許可制」にしたのだと思うのですが…いちこはすでにモヤモヤしている…。

人間の気持ちは変わってしまう…。

そして、これからおとやの方が美月と一緒になりたいと思うリスクもあるんですよねー。

 

美月はあんまり好きではないけれど…子どもは成長が遅れているようだし、義理の母親は厄介そうだし、夫は育児を丸投げ…と、大変そう。

誰にも弱音を吐くところがないのであれば誰かに逃げてしまうのもしょうがないかなあ…。

ただ、おとやと美月は置かれている境遇が違いすぎるので…おとやは今は盛り上がっているだけかなーと思ったり。

自分の身に向こうの家族の問題が降りかかってきたときに向き合えるかというと…どうなんでしょうか。

やさしいけれど、そこまで強くはなさそう。笑

でも、どの人も丸ごと受け入れることは難しいけれど、わかるところはあるなあと。

あんまりドロ沼にはならないでほしいなあ…1巻の時点でメンタルが結構ヘビーよ。笑

これから2人がどんな答えを出すのかは気になりますね。

 

さいごに

気になるところは人によってかなり違いがありそうですし、いろんな考えが出てきそうな漫画です。

嫌でもああだこうだ考えさせられるので面白かったです。

結局正しい答えなんてないんだろうなーと思わされました。

白黒はっきりさせなきゃだめって人にこそ読んでほしいなと。一緒にモヤモヤしましょう。笑

 

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それではこの辺で、ではでは~。

渡辺ペコ『1122(いいふうふ)』1巻 講談社 モーニング KC より