こんにちは、ナカノです。
『アイシールド21』を読み直していたら、改めて雪光学(ゆきみつまなぶ)が好きだなと思いました。
はじめは、ガリガリで運動したことのなかった雪光。
真面目にはやってはいるけれど、他の部の助っ人より劣るため、全然試合に出してもらえない…でも諦めないんですよ。
そんな雪光の姿が最高にかっこいい…!ので、まとめることにしました。
それでは、いってみましょう~。
【4巻】 雪光 初登場・入部テスト 地獄の塔
雪光学 初登場
=====
入部説明会 ポジション分け面接の1人目。
2年4組 雪光学です
アメフト部に入部しようとしたきっかけは、
- 塾通いで部活をさせてもらえなかったため、受験の前に最後の思い出作り
- アイシールド21に憧れて
とのこと。
=====
初登場はいかにも勉強しかやってなさそうで、細いし、小さいし…。
あと、すっごいハゲを強調されてる。常に光ってる。
1回読んでもう1回読むと、あれ、雪光こんなにハゲてたっけって思うくらいハゲてる。
…っていう印象。はじめはね。
入部テスト 地獄の塔
=====
ヒル魔の力で東京タワーを貸し切りに。
東京タワーの特別展望台まで、かき氷を食べようとする栗田の元に氷を届けるというスパルタ入部テスト。
普通に昇るだけでも大変なのに、関門だらけ。
雪光は多めに氷を持っていたのですが、途中で氷を奪われてしまい、またはじめからやり直し。
小学校も中学も高校も…塾のことしか覚えてない
来年になれば受験漬け
その前に一度でいい 僕にだって一度くらいやりたいこと
これが最後のチャンスなんだ!
と、再び氷を大量に持って昇るも途中で倒れてしまいます。
合格者が現れなくなり、ヒル魔が「引き上げだな」と言っていたところに、雪光が!
氷の袋をバケツに入れてみるものの、全て溶けてしまっていました。
雪光を見るヒル魔。
氷をこっそりバケツの中に入れて、
あ 一粒だけ残ってんぞ
と雪光を合格に――
=====
多くの入部希望者たちはみんな諦めて帰ってしまうのだけれど、雪光は粘った…!
このヒル魔が氷をこっそり入れるところ、ここが好きすぎる。
ヒル魔諦めない奴大好きだよね。
【7巻】 アメリカ戦前
=====
夜中の2時から朝練をする栗田と小結。
2人が走っていると、その前に雪光が。
雪光は自分には時間がないこと、自分以外は試合に出ているのにベンチだったことで、前日の練習からずっと走っていたようでした。
栗田からもヒル魔に頼んでみると言われても、実力がないからと断り、
来月のアメリカ戦は無理だけど 秋大会までは3ヶ月あります
僕にはそれが最後の試合だから…
と言いながらダウン。
=====
自分だけ試合に出られないけれど、腐らずに努力しようとしてるんですよねー。
報われてほしい。
【10巻】 アメリカ横断 死の行軍(デス・マーチ)
=====
アメリカ戦後、デビルバッツはアメリカへ。
そこで夏休みの間、今まで成功した者はいないといわれる 死の行軍(デス・マーチ)と呼ばれるトレーニングをすることに―
雪光はポジション練習をかねた2000㎞マラソン組。
半分を過ぎても、誰も倒れることはなかったのが――
33日目、ついに雪光が倒れてしまう。
セナは助けようとするのだが、ヒル魔に止められる。
放っとけ!!
最初に言っただろ 潰れたやつは捨ててくって!
それでも、セナは見捨てておけず雪光をおぶって自分のメニューをこなしながら走ります。
意識が戻った雪光はもう大丈夫だからと走りだしますが、
【セナ】
あ!雪さん そっち逆走…【雪光】
走り直したいんだ 自分が倒れたところから
=====
雪光 熱い!
走り直しにいくところ、好きなんですよね。真面目だ!
最終的には全員成功して無事に終了~。
【11巻】 秋大会 レギュラーメンバー発表
夏休みの特訓の成果
=====
新学期。
再び学校での練習が始まった。
この日の練習のあと、秋大会のレギュラーメンバーが発表される。
練習をしながら、どぶろく先生が最終チェックをしているとき、雪光の40ヤード(37m)ダッシュのタイムを見て厳しいなと言う。
雪光は気合いを入れて走る。
この練習が最終テストだ
みんなと一緒に試合に!
秋大会に出る 最後のチャンスだ!
記録が0.5秒縮まったのを見て、どぶろく先生も驚きノートに加点!
=====
特訓の成果出てる!
めちゃくちゃ走ったから!
レギュラーメンバー発表
=====
練習後、レギュラーメンバーの発表。
みんな順当に名前を呼ばれ、中途入学 瀧の名前も呼ばれる。
最後はレシーバー2人の枠。
1人目、モン太の名前が呼ばれ…雪光はここしか可能性はないと思い、最後まで心の中で念じます。
(みんなと一緒に戦いたい―!)
しかし…
【ヒル魔】
バスケ部助っ人佐竹と山岡を交代でつかってく
うつむく雪光。
=====
あーもう見てられないよー…。
セナもね、雪光のこと気にしてるのよー。
あああ入れたげてよーって思うけど、ヒル魔はそういう人じゃないからな…。
お情けでメンバーに入れるのは雪光の為にはならないっていう気持ちもあるだろうし。
もちろん負けないっていうのが1番だとは思うけれども。
メンバー発表の後…
=====
雪光は1人校庭に。
さあベンチでみんなのサポートだ
得意の勉強活かして 色々手伝う事あるじゃんか
結局自分には無理だったと笑います。
が、今までの練習を思い出して、大泣き。
そんな姿を見たセナは雪光の元に行こうとしますが、モン太に止められ―
まだ…終わっちゃいない
泥門の秋大会が終わる日まで あと何日あるかわかんない
それまでにもっと 上手くなれば…
2人は、雪光に聞こえるように…
【セナ】
一回戦!網乃高校!!網乃に勝てば トーナメントはまだ続くね モン太!
【モン太】
おうよ 勝ち続けてる限り 秋大会は終わんねえぞセナ!【セナ】
泥門デビルバッツが 全員揃うその日まで僕たちは負けない
=====
泣 く !
めちゃくちゃ練習したのに自分だけ入れなかった悔しさ。
せめてあと1年早かったらちがっていたかもとか色んな後悔があるんだろうなーと。
でも、雪光は落ち込みはするものの、まだ諦めてないんですよね。
ヒル魔が氷1粒入れたのもこういうことなんじゃないかと思うんですよね。しつこさ。
セナとモン太が聞こえるように言うのもいいですよね~。
最後、2人の言葉を聞いた雪光が泣きながら笑っているのですが、それ見てまた泣いてしまう…。
あああ雪光、頑張って~!
おわりに
という感じで【前半】終了です~。
雪光の活躍シーンをまとめた【後半】はこちらから↓

今回はこの辺で。ではでは。
村田雄介 稲垣理一郎『アイシールド21』集英社 ジャンプコミックス より